長期固定金利住宅ローン
「フラット35」は、返済終了まで金利が固定ということで、最近は住宅ローン金利が低いこともあって大変人気ですが、借り入れる前に
デメリットもきちんと理解しておく必要があります。
<フラット35のメリット>
毎月の返済額が確定
金利上昇の影響を受けない
保証料不要
繰り上げ返済手数料不要(だたし100万以上)
保証人不要
良いことだらけのように見えますが、デメリットはどうでしょうか。
<フラット35のデメリット>
審査期間があるので、実際に借り入れるまでに時間がかかる
だいたい、実際に借り入れるまでに1ヶ月ほどかかることが多いようです。
場合によってはつなぎ融資も必要になることがあるので、予め余裕を持って申し込む必要があります。
金利は申し込み時ではなく、融資実行時点での金利が適用される
申し込みから融資実行までの間に金利が上昇してしまう、なんてことも大いにあり得ます。
例えば、建て売り住宅で申し込み後すぐに借り入れる場合などはいいですが、半年後に完成なんて場合はその間に金利が上昇するリスクがあります。
別途団体信用保険が必要となる
通常の銀行ローンの場合は、団体信用保険は金利の一部に組み込まれていますが、フラット35の場合は別途必要となります。
これは毎年更新で、借入残高1,000万円あたり28,300円が必要となります。
ちなみに、これまで借り入れ金額は購入価額の90%以内と定められていましたが、2014年4月からは頭金なしで全額借り入れ可能になることが決まりました。
消費税増税の負担軽減を目的としたものですが、これには賛否両論あるようです。
<まとめ>
結局のところ、
35年先までの金利は予測不可能であって、何が得かは全額返済し終わるまでわかりません。
35年でローンを組んでも、繰り上げ返済によって予定よりも早く返済するつもりの場合は変動金利の方が有利かもしれません。
とは言え、2013年9月現在、フラット35の金利は1%台ですので、結果的に銀行ローンよりも高い金利だったとしても許容範囲である気もします。
金利上昇のリスクを考えたら、安心を手に入れるためにも手堅くフラット35を選択した方が今の時代に合っているかもしれませんね。
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2013-09-04 23:05
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